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偉大な父の影を超えて――ジロで覚醒した20歳の神童マルケル・ベロキ、INEOSへ電撃移籍か?

taro_ihara

世界のロードレース界がいま、一人の若きスペイン人ライダーの走りに熱視線を送っています。その名はマルケル・ベロキ

かつてツール・ド・フランスで3度表彰台に上った名クライマー、ホセバ・ベロキを父に持つ彼ですが、海外メディアの報道によると、単なる「二世選手」の枠を完全に飛び越え、すでにメガチームとの大型契約を掴み取ったと噂されています。

今回は、海外メディアの記事から見えてくるマルケル・ベロキの魅力と、世界を驚かせている最新の移籍スクープについてまとめました!

1. ジロ・デ・イタリア2026での「静かなる覚醒」

現在開催中のジロ・デ・イタリア(2026年5月)において、EFエデュケーション・イージーポストに所属するベロキ(現在20歳)は、世界の強豪に混じり素晴らしい走りを披露しています。

海外のサイクルメディア『IDL Pro Cycling』は、彼の走りを「ジロの隠れた大発見(Quiet Revelation)」と称賛。大本命の総合争いの影に隠れながらも、第2週のタイムトライアル(TT)で見事な走りを見せて一時総合トップ10に浮上するなど、若手賞(ホワイトジャージ)を争う高いポテンシャルを証明しました。

「彼はまだ20歳だが、すでにワールドツアーで3シーズン目を戦っている。驚くべきは、父譲りの登坂力だけでなく、非常に高いタイムトライアル能力も兼ね備えている点だ」(IDL Pro Cyclingより)

17歳の時点で、すでに現役時代の父親よりも高身長で体格に恵まれており、現代のグランツール(3大国別一周レース)を勝つために必要な「山もタイムトライアルもいける」現代型オールラウンダーとしての才能を開花させつつあります。

2. スペイン紙『Marca』がスクープ!超名門「INEOS」への移籍合意か

そんな彼の才能を、世界のトップチームが見逃すはずがありませんでした。

2026年5月25日、スペインの有力スポーツ紙『Marca』をはじめとする複数の海外メディアが、「マルケル・ベロキが2027年シーズンから『ネットカンパニー・イネオス(Netcompany INEOS)』へ移籍することで合意した」と一斉に報じました。

メディアが報じた契約のポイントは以下の通りです。

  • 3年間の長期契約:イネオス側がいかに彼を将来の absolute leader(絶対的なエース)として期待しているかが窺えます。
  • チームの再建計画の核に:現在チームの刷新(リビルド)を進めているイネオスにとって、ベロキは将来のグランツール制覇を狙うための「最重要ピース」として白羽の矢が立ちました。

自転車メディア『Escape Collective』も、「潤沢な資金と、機材・トレーニング環境で世界最高峰を誇るイネオスへの移籍は、ベロキのキャリアを全く新しい次元へ引き上げるだろう」と肯定的に報じています。

3. これまでの主な実績と今後の期待

ジュニア時代にスペインのTTチャンピオンに輝き、18歳という異例の若さでトップカテゴリー(ワールドツアー)にデビューしたベロキ。

これまでの彼の歩みをおさらいすると、着実にステップアップしていることが分かります。

  • 2023年:スペイン・ジュニアTT王者
  • 2025年:ツール・ド・アルザスでステージ優勝&総合優勝。同年のブエルタ・ア・エスパーニャでグランツール初出場(大会最年少ライダー)。
  • 2026年:イツリア・バスクカントリー総合13位、ジロ・デ・イタリアで総合上位を走る大躍進。

名選手だった父親のホセバ・ベロキといえば、2003年のツール・ド・フランスでの悲劇的な大クラッシュ(ランス・アームストロングが路外の草むらに回避した伝説のシーン)の印象が強いファンも多いかもしれません。

しかし海外メディアのトーンは一様に、「これからは『ホセバの息子』ではなく、『マルケル・ベロキ』本人の時代が始まる」と、彼の自立した才能を絶賛しています。

まとめ

現在の所属チームであるEFで大切に育てられ、2026年のジロで大ブレイクを果たしたマルケル・ベロキ。来期からのINEOS移籍が事実であれば、数年後にはツールの表彰台中央で輝く彼の姿が見られるかもしれません。

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